量子化学計算は幸か不幸かGPGPUの普及が進んでおらず,NVIDIAのGeForceを捨ててAMDのRadeonに換えても影響がないため交換する予定.
NWChem 6.8がリリースされました.GitHubを使うようになったようです.Real-time TDDFTとかBW-MRCCSDがMk-MRCCSD入った模様.
と言うわけで,スパコン界隈が盛り上がる季節ですが,今年の目玉は日本のベンチャーであるPEZY Computingが開発したプロセッサを使ったシステムがTop500で4位,Green500では1-3, 5位で上位を独占したことでしょうか.暁光では1984コアを700 MHzで駆動したモジュールで計算を行っているようです.
GAMESS 2017 R2がリリースされました.RI-MP2とEFP関連のOpenMPスレッド化とQMC計算用のインターフェース導入があるようです.
ORCA 4.0.1.2がリリースされました.3個のバグフィックスだけのようですが.
研究とか芸術をやっているような人の大半は暇を与えても勝手に仕事をするわけだが,世の中暇をもらったらからには仕事なんかしない,仕事をするやつなんかいるはずがないと思っている人が殆どなので大変不毛.
ORCA 4.0.1がリリースされてます.バグフィックスだけということです.
GAMESS 2017 R1がリリースされていました.GPUを使ったRI-HF/UHF-MP2などの追加だけのようです.
気がついたらPSI4 1.1がリリースされてました.
Linux版ORCA 4.0にshared library版が追加されました.ダウンロードの際のファイルサイズが小さく,計算速度も手元で試した限りでは若干速いようです.これはいいものだ.
ORCA 4.0.0がリリースされました.全体的に計算が速くなっているようです.基底関数と補助基底関数のキーワードがこれまでのバージョンと異なっている点に注意といったところでしょうか.なお,最近開発された新しい汎関数は入っていない模様.
計算結果の解析にシェルスクリプトとかPythonをよく使っているのですが,便利ツールばかり使っているとアウトプットを目視で読む能力が低下しますね.
NWChemの計算速度がかなりMPIで変わってくることにようやく気づきました.